『ブレードランナー2049』※途中

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【年表と設定】

世界では環境破壊が進行し、動植物は死滅している。作り物の動植物が開発された。 

2019年『ブレードランナー』(1982)

    タイレル社の生産するレプリカントのネクサス6型が登場する。

    ネクサス6型には4年の寿命がある。

2022年『ブレードランナー ブラックアウト2022』(2017)

2036年『2036:ネクサス・ドーン』(2017)

2048年『2048:ノーウェア・トゥ・ラン』(2017)

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『ロブスター』

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 パートナーから別れを告げられたデヴィッドは”ホテル”へと送られ、45日のあいだ生活を管理される。そこでもしも新たな相手を見つけることができなければ、彼は動物に変えられてしまうのだ。その"ホテル"で人々は自らの長所をアピールし、恋愛対象との共通点を見つけようとする。

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『美女と野獣』(2017)

美女と野獣』(2017)を観て思ったことを書いていく。

 

1.ベルと野獣をいかにして親密にするか

 ①書物 ②生育環境

 人間が恐ろしい野獣を愛するに至るまでの過程を、いかにして説得的に描くか。そもそもこの映画の原作であるヴィルヌーヴ夫人*1の童話の内容が「人間が野獣を愛する」というものなのだから、この映画の中でベルが野獣を愛するのも当たり前である。原作だって「重要なのは外見ではなく内面」という教訓が物語に先行している可能性はあるのだから、なおさらベルが野獣を愛するという結末は当たり前のものである。

 といってもそのような結末は、あくまで映画の作り手にとって当たり前であるのに過ぎない。消費者、例えば原作を知らない人間にとっては当たり前か。というわけで、ベルが野獣と初めて知り合ってから愛するに至るまでの過程なりきっかけなりを、多少なりとも説得的に(あるいは映像として連続的に)描く必要がある。

*1:ベルの住む村の名前はここから取られたのか

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『エクス・マキナ』※途中

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あらすじ

世界最大のIT企業”ブルーブックス”*1の創設者ネイサンが暮らす、外界から隔離された別荘。懸賞に当選し別荘に招待された社員ケイレブは、ネイサンの開発した女性AI"AVA(エヴァ)"と出会う。ネイサンに依頼され「チューリングテスト」を実施するうち、エヴァと恋に落ちたケイレブは、彼女に懇願され、脱出計画を企てる。

 

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*1:劇中でに「”ブルーブックス”という名前の由来は、ある哲学者の書籍名だ」という説明がある。具体的にはおそらく、数学という学問についてチューリングと意見を対立させていたヴィトゲンシュタインの『青本』ではないかと思われる。参考:ウィトゲンシュタインの数学観について - Redundanz

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