読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

WORDS

-それ以外に抽象しようのない-

映画を観るときに気をつけること(気をつけているようではいけないこと)

映画

映画を観るときに気をつけること(気をつけているようではいけないこと)

 あらゆる映画を観尽くすにはお金も時間も足りません。限られた時間とお金を使って映画鑑賞の体験をより素晴らしいものにするため*1に私は、映画作品の受賞歴や、他者による評価、予告編などを参考にします。公開されるあらゆる映画を知ったうえで、受賞歴などの評価評判を判断材料にし,比較衡量して観る映画を絞ります。

 私は映画を評価する基準や視点を他者と共有しているわけではありませんから、受賞歴のある映画・評判になっている映画*2が、私にとって素敵な映画と一致するわけではありません。けれどこの方法で映画を絞ることにより,だいたいの「ハズレ」作品を避けることができます。

 

 そしてここで強調したいのは、他者による評価評判を参考にするのは,あくまで「観る映画を絞るため」だけであり、その映画に対する「他者による評価評判」と「自分による評価」はまったく別であるということです。他者による評価評判が、その映画に対する自分による評価評判に混じり込んでしまってはいけないのです。

 これはつまり、ある映画について自分の体で見聞きし感じたことを、他者のことばを借りずに自分で語るということです。そしてこの姿勢を、映画を観るときだけではなく、あらゆるものごとに向かう姿勢として理想としたいものだと思っています。

 え?他者から借りてこないことばは他者と共有できないんじゃないかって?

 「他者のことばを借りない」というのは、決して「既存の表現を使用してはいけない」ということではありません。「こういう場面ではこういうことばを使う」と知っていたとしても、実感を伴わないような表現を使うということを避けなさいということです。何も思わないなら、黙っていなさい。

*1:映画を観ること自体が目的になると大変つまらなく感じます。映画を通じて何らかの素晴らしい体験をすることが最終的な目的です。

*2:こちらの場合そもそも映画ではなくコンテンツが評判になっていることもある