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WORDS

-それ以外に抽象しようのない-

Newton力学のはなし はじめに+目次

Newton力学のはなし
はじめに+目次

 

はじめに 

 Newton力学にかんする自分の知識・思索を整理・記録・保存するために,このブログを使います。ノートに草稿やアイデアを走り書きしておき,ブログで清書するというやり方です。

  このブログに記される知識や思索には途中段階のものもあります。しかし無理に結論を出そうとした場合「思索する」のではなく「言葉を継ぎはぎする」ことになりかねません。ですから結論が出ていないものについては,思索が途中である旨を記します。分かっていることをはっきりと書き,また分からないときには分からないということをはっきりと書こうと思います。

 

 私たちはもしかしたら,いわゆる「無意識裡」において何か考えるということをしているのかも知れませんが,少なくとも意識の上では,1つの同じテーマについて常に考えているというわけではないと思います。ということは「あるテーマについて考えたあとで,別のテーマについて考えたのち,また元のテーマに戻って続きを考える」ときに必要なのは「元のテーマについて何を考えていたか思い出す」という記憶のはたらきです。

 ところが「あるテーマについて考える」というのはある種の「身体状態」であると思います。2*3=6と計算するように,いつでも・どこでも・何度でも,同じように考えることのできるテーマもあると思いますが,テーマによっては,1度それが過ぎ去るともはや思い出すことのできない,1回きりの体験である場合があります。つまり再現性の低いテーマがあります。

 例えそれを体験することの再現性の低いテーマであっても,断続的に考えたいと思う。その目的を達成する1つの手段は「体験を,言語などの記号に結びつけて記号のほうを記憶し,記憶から体験を再現しようとする」試みだと思います。

 そしてNewton力学にかんするこのブログは,その手段の実践です。「分かっていることをはっきりと書き,分からないことをはっきりと書く」と先述しましたが,この明・不明の区別が,その手段の実践を助けてくれると思います。よりはっきり書かれたことであれば,よりはっきりと体験を再現できるでしょうから。

 あまり正確厳密を追求するばかりに,何をいっているのかよく分からない文章が出来上がることがあります。私はそのような事態を避けたいのです。「はっきり書く」というのは,それだけ物事をシンプルに捉えることである場合がありますが,その場合はっきり書くことは捨象を必然的に伴い,したがって脱落して文章中に表現されないことがらも出てきます。しかし厳密さ正確さを徹底せんとする頭脳であれば,あまりに単純化された文章を見たときに「もう少しこの文章を正確にしてやろう」と思うことを願います(私がそうでありたいと願うのです)。

 

目次※変更の可能性あり

0.歴史

      Column0:科学的知識は発見されるのか?発明されるのか?

1.注意:N体系,N次元,座標変換

      Column1:Descartesと分析・総合

2.運動方程式

 2.1 座標系と運動

   2.1.1 質点:物体の単純化
      Column2:イデアとΕυκλειδησの"Στοιχεια"
   2.1.2 座標系と位置  
   2.1.3 代数と関数
   2.1.4 運動と微分による速度の定義 
      Column3:定義の効用と注意
      2.1.5 ベクトル

 2.2 運動方程式

   2.2.1 運動と力・加速度
   2.2.2 運動方程式
       Column4:四則演算と因果
       Column5:論証と実験以外の"根拠"
   2.2.3 微分方程式と時間追跡
   2.2.4 運動方程式の2つの意義:①力の測定 ②時間追跡
   2.2.5 力の定義は何か?質量の定義は何か?

 2.3 運動方程式を始点とする体系

   2.3.1 落体の法則
      Colum6:Ευκλειδησの"Στοιχεια"と,演繹・帰納
   2.3.2 エネルギー保存則
   2.3.3 作用・反作用則と運動量保存則
   2.3.4 惑星運行の3法則
   2.3.5 角運動量保存則
   2.3.6 重心を利用し,3次元・N体系における各保存則を整理する

3.座標変換と物理法則の普遍性(未定)

  キーワード ・慣性系 ・変換と物理法則の普遍性 ・Galilei変換 ・Lorentz変換

4.剛体論(未定)

5.物理量・単位・次元・物理定数(未定)